ドラゴンの遺した宝物
病で苦しむ母の治療費を稼ぐために始めたことであったが、先月その母も他界(寿命で)し、そろそろ引退を考えていた。
そんな中、ギルドの依頼で古城に住むドラゴンの討伐に挑んだキミ。
苦戦を強いられながらも、その喉元に剣を突き刺し倒すことが出来た。
激戦で疲れ切った身体をなんとか引きずりながらキミはとある扉を開き中に入る。
そこは戦いの最中にドラゴンが無意識に眼を向け、または意識的に守っていた扉。
その行動に気付いたからこそ、キミは最後の一撃を入れることが出来た。
そんなドラゴンが常に気にしていた扉の先に何があるのか、どんなにスゴイお宝なのか
気になったというよりも、もはや無意識に
キミの体は、その扉を開け、お宝の前に向かっていた。
『……、ごめんよ。』
ドラゴンの鮮血でまだ濡れている刃に生暖かいモノが付着したのは、そんなキミの言葉のすぐ跡だった。
呪文
- Steps 70
- Scale 12.0
- Seed
- Sampler DPM++ 2M Karras
- Strength
- Noise
- Steps 70
- Scale 12.0
- Sampler DPM++ 2M Karras