「あづい…もぅマヂ無理…」(Hipoly3D LoRAの階層別適用による顔変化検証+ControlNet)
これまではi2iで差し替えてきましたが、髪の毛まで2D風に直すのが難しい…などと考えていたところ、以下の記事でLoRAを階層別に適用することで顔への影響を減らせるという知見を得たので試してみました。
(今回は顔に対する調査のため、いくつか手や足がおかしくなっているものがありますが無視しています)
https://yamoberus.fanbox.cc/posts/5510761
※以下呪文の「HP3D」はLoRA階層別適用のため自分で付けたプリセット名です。プリセット指定は記事通り「HP3D:1,1,1,1,1,1,1,1,0,0,0,1,1,1,1,1,1」です。
1枚目:上記呪文通りのオリジナル(LoRA適用無し)
2枚目:LoRA強度0.6で適用、階層指定無し(<lora:hipoly3DModelLora_v10:0.6>, hiqcgbody)
3枚目:LoRA強度0.6で適用、階層指定あり(<lora:hipoly3DModelLora_v10:0.6:HP3D>, hiqcgbody)
4枚目:LoRA強度0.4で適用、階層指定無し(<lora:hipoly3DModelLora_v10:0.4>, hiqcgbody)
5枚目:LoRA強度0.4で適用、階層指定あり(<lora:hipoly3DModelLora_v10:0.4:HP3D>, hiqcgbody)
6枚目:LoRA強度0.3で適用、階層指定無し(<lora:hipoly3DModelLora_v10:0.3, hiqcgbody)
7枚目:LoRA強度0.3で適用、階層指定あり(<lora:hipoly3DModelLora_v10:0.3:HP3D>, hiqcgbody)
8枚目:ControlNet指定ポーズ(openposeモデル)
見てみると、階層適用することで頭や顔への影響がはっきりと下がり、体型のほうにはきちんとHipolyの効果が残っていることがわかります。
いっぽう、強度については0.4までは顔の違いがしっかり出ますが、0.3では顔にあまり差がありません。このLoRAは一般的に0.3~0.2くらいで適用するのがよいとされていますので、普段はそこまで気にしなくてもよいのかもしれません。
体型調整を強めにかけたいときに、この手法を使って適用度を0.4~0.5くらいに上げる、というのが適切な使い方でしょうか。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 50
- Scale 7
- Seed
- Sampler DPM++ 2S a Karras
- Strength
- Noise
- Steps 50
- Scale 7
- Sampler DPM++ 2S a Karras