雨のやまぬ村
その少女に触れてはならぬ
その少女に魅入られてはならぬ
その少女を囲ってはならぬ
その少女は
紫陽花の咲くある雨の日。村のとある名士が、その少女を屋敷に連れ帰った
その日、長男が、少女を犯した
次の日、次男が少女を犯した
彼らの父、村の名士も少女を犯した
少女を憐れんだ三男。しかし彼も欲望には勝てず、兄達が居ない時を見計らい、枷を外し、少女を犯した
何度も、何度も、何度も。
雨はやまない
そうして長く続いた雨は、ある夜、屋敷を土砂で流し去ってしまった
三男と、少女の遺体は見つからなかった
呪文
入力なし