暁紅の聖骸
白銀の髪と赤い瞳。
その姿は聖女にして、処刑者。
だが、彼女の言葉は祝福ではない。
それは――断罪にも似た戯れ。
十字架の紋が揺れるたび、
夜の気配がひとつ、ふたつと息を潜める。
それでも彼女は一歩、また一歩と近づいてくる。
こちらの動揺を愉しむように。
「そんなに見つめて……欲しいなら言えばいいのに」
喉元にかかる甘い声は、刃よりも鋭く。
その微笑は、祈りではなく誘惑のためにある。
そして最後に口づけるのは、
愛か、死か――どちらかを選ばせるため。
呪文
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 125614117
- Sampler Euler a
- Strength 0
- Noise 1
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 125614117
- Sampler Euler a
- Strength 0
- Noise 1