チムニー港 ーブレイブ王国 南西の港 ー 【ニャンノ世界】
ブレイブ王国南西に位置する場所。
蒸気機関が発達し、ケムニス山が見える。蒸気の発展は山から発し、温泉街としても有名、貿易の要衝であると同時に魔族が狙う報告を受け、騎士団が駐屯している。
食べ物はチムニー丼が有名、
卵とベーコン、海産物であるチムニーエビをふんだんに使った料理は、地元の漁師のみならず、訪れた水夫たちの心を満たしてくれる。
とある猫たちの会話
「にゃー!兄弟、ブレイブ王国って、他にどんなのがあるんだ」
「たしか、湖水の場所に飛行船でいくところがあって、ブラウローゼ城塞都市なんかもいいぞ、騎士団目指しにいくならおすすめするよ」
「へぇ、ブラウローゼね、まぁ俺は堅苦しいのは苦手だからな」
温泉に入った後はチムニー地方でとれた
葡萄やパイナップル、ミカンを余すことなくミックスさせたチムミジュースもお勧め!
とある猫耳たちの会話
「ぷはー!美味しいにゃ、観光にきて、温泉、それからフルーツジュースは外せないよ」
「まじでそれな、久々の風呂に、新鮮な果物は生き返るぅ~」
彼らはすっかり、この港を気に入っていた。
なぜ、ここまで至れり尽くせりなのかは
領主が開発者でもあり、小説家でもあった。名前をニャルネナイ・ツヅクといって、常に開発、常に研究を欠かせない。そのため、彼は眠らない、不眠不休のいかれた博士であれど、闇には落ちていない。とにかく、レシピを書いて、そこから、料理や港に還元し、よろこんでもらう。
そのサイクルに彼の胸はワクワクしていた。眠れないんじゃない、少しでもワクワクを届けたいからだ。
故に彼は書く、物語すらも開発すらも設計図に込めて。
「たのしい!楽しすぎる!この世界、ヒャッハー!頭がフレキシブルに回りまくって己の脳がブッシャーだ!」
目が狂ってることからマッドサイエンティストとも言われるが、本人は気にしていない。むしろ、褒め言葉であり、癖が強いとか言われると喜ぶ変人なのだ。その結果が、チムニー港たるものを発展させた。何もなかった港を一人の開発者を中心に情熱的なものたちがあつまり、ブレイブ王国で重要な場所たるものにしたのだ。
「本当にここの領主はすげぇよ」
「私を読んだか?文章を書くのが好きだぞ君たちの会話すらもな!」
一部では彼は転生した者なのではないかとも言われるが真相は不明、だが、彼は常にこの地域を発展させることが大好きで、蒸気式映画を作ろうとも考えていた。人には思い付かない面白い人物がおさめる港、チムニー港、ケムニス山から得られる資源に感謝し、今日も1日が始まろうとしていた。僕たちの知らない世界にはこういった風景もあるのかもね。
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