50年の時間
彼とは幼馴染だった。私は彼と25歳で結婚し、2人の男子に恵まれた。
以来50年、街の雑貨屋を営んでいた。
それまでは隣国との騒乱が多かったが、ここ60年ほどは大きな大戦も飢餓もなく平穏な時代だった。
2人の子供は優秀ではないが、グレルこともなく技術高校を卒業して独立して行った。
そして6人の孫がいる。
特にお金が増えることもなく、困窮することもなく、淡々とした平凡な日々だった。
人によっては、この平凡を笑うだろう。何の刺激のない、しょうもない人生だとね。
まあ、否定しないよ。
でも、私はこれで良かったと思っている。
隣に黒猫がいる。私にしか見えない死神の使いらしい。
しかし、黒猫はまだ私は当分生きると言った。
黒猫は死期がいつとは言えないが、ひ孫までは何人か抱けるだろうと言った。
と言うことは、まあ10年と言ったところか。未亡人の老後としては悪くない時間だと思った。
私は笑って囁く、「黒猫さん、その時はよろしく」と。
呪文
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イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 20
- Scale 5
- Seed 2909536640
- Sampler k_euler
- Strength 0.8
- Noise 0.1
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