『中島連合艦隊、決戦へ』【ニャンノ世界】
試作装龍 魔軸架薙が本隊であることを
知った中島連合艦隊は、奥の手を使うのであった。
「各艦隊、機動形態へと移行せよ」
「こちらも、BR形態へ移行」
中島連合艦隊の奥の手、
それは…巨大なメカへと変形することであった。
「機動形態への移行を開始…、バリア最大…前面に配備」
形態へ移行する際には
必ず防衛艦による護衛を必要としていた。
防衛艦隊が前面に幾層も重なり
重厚な陣形を成す。
それはたった一撃では落ちぬほどに…
強固な砦を形成していた。
「防衛艦…抜かるなよ」
幾つも重なりあう…戦場の壁、
思い抱く、固き壁はある種の信念…
一重に勝利の為の防衛であった。
味方の機動形態完了までが、
防衛艦隊にできることであった。
シールドにヒビが割れぬように
整備班がその都度、メンテナンスをする。
攻撃能力は低いが防御力に秀でた防衛艦がいるのは、味方の損耗を防ぐだけでなく、機動形態による生じる隙がないように…補うための、戦術的方法であった。
次第に戦艦や空母の形が巨大なロボへと変わる…
決戦始まる…ネオ越夜の怪獣を倒し…
安寧を得るために…
呪文
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