雪の精霊の心配と怒り
雪の精霊ゆっきー(結局帰ってこなかったな)
雪の精霊ゆっきー「確かに帰りが遅くなると言っていたけど朝まで帰ってこないとは言ってない」
雪の精霊ゆっきー(何回もメッセージ送っても既読付かないし電話しても出ないし、イライラする)
火の精霊アッツ「ふあぁ〜」
火の精霊アッツ「ん?なんでソファで寝てんだ?」
雪の精霊ゆっきー「うるさい話しかけないで」
火の精霊アッツ「なんだ〜?なに朝っぱらからイライラしてんだよ」
雪の精霊ゆっきー「マスターが帰ってこないの。連絡しても返信がない」
火の精霊アッツ「へ〜」
雪の精霊ゆっきー「へーって何?あなたは気にならないの?」
火の精霊アッツ「たかが朝まで帰ってこないだけで気にしすぎだろ。もし命の危機とかなら繋がってるアタシ達はすぐに分かるしな。ご主人だって色々楽しいことしたい時もあるだろ」
雪の精霊ゆっきー「なによ楽しいことって」
火の精霊アッツ「そりゃ色々あるだろ・・・っ!」
火の精霊アッツ(いい事思いついた!いつもゆっきーには嫌味とか小言ばかり言われるからからかってやるか!)
火の精霊アッツ「あ〜そういえば知ってるか?ご主人なあ職場で結構モテるみたいだぜ。もしかしたら誰かと朝まで二人きりで楽しんでるのかもなあ」
雪の精霊ゆっきー「はあっ!?なにそれ!モ、モテるって何?いつ?誰と!?」
火の精霊アッツ「えっ!?誰かまでは分からねーけど…」
火の精霊アッツ(ヤベ、思った以上に反応しちまった)
雪の精霊ゆっきー「帰ってきたら問い詰めないと…返事次第では契約破棄も考えて…」
火の精霊アッツ「ゆ、ゆっきー。落ち着けって!まだ誰と何かあったかも分からないんだし」
ガチャ
精霊術士「ただいまー。連絡できなくてゴメン。スマホを会社に置きっぱなしにしちゃって…ってどわあーーー!!!!」
家のドアを開けたと同時に猛吹雪で吹き飛ばされる精霊術士
雪の精霊ゆっきー「…お帰りなさい。無事に帰ってきたみたいです安心したわ。」
精霊術士「え、え?今まさに無事じゃなくなりそうなんだけど・・・」
雪の精霊ゆっきー「なんでこんなに遅くなったのかゆっくり聞かせてもらうね(ニコッ)」
火の精霊アッツ(アタシもゆっきー煽ったこと怒られに行ってくるか…)
呪文
入力なし