【サレンディアナ】終焉の災禍:ルシデルシアの覚醒
【小説家になろう掲載】ココア著:なんちゃってシスターは神を騙る第127話:目覚めし原初の魔王よりインスパイア
「一撃で逃げたか……小癪な真似を」
剣を放った者は既に逃げ出しているが、安全とは言い難い。
何より、ルシデルシアの気が済まない。
この身体は自分だけではなく、サレンとディアナのモノである。
剣で貫かれた程度ではとは言え、許すことは出来ない。
黒幕について如何にか出来れば良いと思っていたルシデルシアだが、この時点をもって、明確に相手を敵と定めた。
「見ているだけにしようと思ったが……やられたならばやり返すのが余の流儀だ。繋がりは知らんが、恨むならば馬鹿な事に加担した己を恨め」
踊らされているとはいえ、コネリーもルシデルシアからすれば同じ敵であり、滅ぼすべき対象である。
ライラに全て任せようと、サレンと決めていたが、手を出されたなら別である。
怒りに任せてルシデルシアは、魔力を周囲に巡らせる。
「果てより出いでし虚空の門よ。災禍を振り撒き、余の眼前に道を切り開け」
ルシデルシアから魔力が一転に集まり、いびつな形をした魔法陣を作り出す。
込められた魔力はライラの使った山断ちを優に超えており、あまりの魔力に魔法陣の周辺の空間が歪む。
「ファイナル・カタストロフィー」
魔法陣が弾け飛び、世界の一部を闇が満たす。
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