この花の「花言葉」、知ってるよね?
三人となるとちょっと制約大きいので、ソロで水着とポーズをいろいろ取ってもらいました。
「じゃ、泳いでくるからな」と金髪のニアがデッキチェアから立ち上がり手を振った。
「あたしは飲み物頼んでくるよ」テヤンが立ち上がる。
「あ、えっと、あ……そっか」アカネがマットにすとんと腰を落とした。
「ふたりきりだね」黒髪をかきあげるアカネ。「いつも三人一緒だから、なんだかちょっと緊張する」
少女の黒髪を撫で、その髪にそっと赤い花を差した。
そしてテヤンとニアが戻ってくるまでのあいだ、ふたりきりで言葉をかわす。
「アカネとどんな話をしたの?」ごろりとマットに横になるテヤン。
散歩をしてくると立ち上がったアカネに手を振った。
「きっとあの子のことだから『誰が家長になるのがいいんだろう』って悩んでたんでしょ?」くすくす笑う。「アカネは真面目だから」
三人の中では一番引っ込み思案のテヤンは夫に頬をなでてもらい、髪にそっと花を挿してもらうと、まるで祖先のように喉を鳴らして幸福そうに瞳を閉じた。
「ずっと泳ぎっぱなしで疲れてないか?」
「ぜんぜん。アカネとテヤンはコテージに戻ったって?」
「うん」
「オレは別に、ひとりひとりに意思確認と誓いなんていらないとおもうんだけどな。言葉にしないとだめなものか?」
「したほうがいいと思う」未来の夫は真剣だった。「『群れは個によって成り立つ』っていうし。それにひとりひとりに言っておきたかったんだ」
恋人に将来の約束をされた金髪の少女は少しそっぽを向いてから彼の方に向き直る。
籠から自ら赤い花を取り出す。
『これの花言葉、知ってる……よな?」
「信頼、繊細、勇敢」夫の言葉は簡潔だった。
「じゃあオレは、『勇敢』担当で。どんな事があっても、オマエと、テヤンと、アカネと、それから4人の間でできるこども達を守るから」少し頬を染めて『黄金のニア」は宣言する…。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 70
- Scale 11.0
- Seed 255964100
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength
- Noise
- Steps 70
- Scale 11.0
- Seed 255964100
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras