小説『悪戯農夢と廃屋領域』【ニャンノ世界】
『悪戯農夢と廃屋領域』
探索者達が恐れし存在、
悪戯農夢と廃屋領域である。
この2つの怪異は共生関係にあり、
訪れし者達を貪り喰らう。
ゆえに、彼らに対処できる心得なくば、廃墟に訪れるな。
訪れてしまえば、一貫の終わりである。
しかし、探索者達は向かうだろう…何故なら、廃屋領域が示す其の宝には浪漫があり、夢があるからだ。
求めし者達は進みゆく、その先が悪夢だろうと対抗できる力あれば、深淵すらも覗きにいけるのだから。
探索者達は進む、自己の限界と命の天秤、それら一切合切に歩みを進めつつ、怪異に溢れた洋館へと向かっていく。
悪戯農夢は待ち構え、斧を以て笑っている。
ケタケタと悪夢の如く、
君は生き残り帰還することができるだろうか…
呪文
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