『悪魔の種子』
レスランドの地下研究室で生まれた。
繁殖力が恐ろしく高く、それでいて生命力に溢れていてどんな悪環境であっても育つ植物。
あるいは、他の植物の生存領域まで侵食してしまう悪魔の植物。
元々はどのような環境であっても食料を得ることを目的とした研究であったが、
結果として刺激が強すぎて食用には適さず、害だけが存在するそれを生み出す結果となった。
国内での繁殖実験については、語るべくもなく甚大な被害が出ており、
今もなお実験の際に駆逐しきれなかったそれが、エルフェアル方面へと侵食を続けているという。
――なお、これは余談ではあるが、大陸の外ではこの植物を紅茶に入れるなどして愉しまれているという。
呪文
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