小説『微笑みホホホなキツネッコにゃ』【ニャンノ世界】
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【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『微笑みホホホなキツネッコにゃ』
ニャハハハと微笑んで見せるナゾルの祖母、御手洗ミラ、
「昔、ネコになってサバイバルしたことがあってね」
「婆ちゃん凄いじゃんいつ?」
「終末事変の時だから…100年前ぐらいかにゃホホホ😊」
さすが、伝説の冒険者だと、孫のナゾルは思った。
【絵物語】
『微笑みホホホなキツネッコにゃ』
漫画を描きはじめて、
いや、彼らは連載漫画を描きはじめてからというもの…
精神的にヘンテコりんになることがあった。だから、ヘンテコりんなところが爆発しないように、
時おり、ナゾルとミラは、摩訶不思議なことを言ったり、アクションを起こすことがあった。
例えば…
「ホホホ😊ホホホ😊、ワタクシは、ミラ・キツネッコ、キツネとネコミミを融合し誕生したカオス研究所からやってきた超次元生命体なのであるホホホ😊」
「ばあちゃんが壊れちゃったですぅ、ホホホ😊」
暫し、訳のわからないことを口走るのは、架空世界を構築する上で現実との境界線を引くため、とも
どこぞの学会では言われているが、精神的な構造が、創作に引き込まれないための自衛なのかもしれない。
しばらく意味不明なことを口走り、時にはパントマイムやカバディをし終わったあと、
ミラは賢者モードもとい女神モードに入る。
「ワレ、トイレノメガミ」
「ナンジ、ワレハ、サンジノオヤツ」
「オヤツ、タベヨウカ…ジュルリ」
そして、祖母であるミラはお菓子を持ってきて、孫のナゾルと
ポテチとカントリーニャアム
を食べ、お茶を飲んで休息する。
「ふぅぅ~賢者が明けた後のお菓子はうまいにゃ~、シカネくんと夜を過ごしたくなったにゃあ~」
夫 御手洗シカネは世界中のトイレ、もとい銀河中のトイレの研究のため、放浪中である。
ミラの心の中にムンムン度が沸いてきた
「いっそ、漫画で発散するか!成人化一直線でニャ~」
キツネッコになったミラを
止める者が、もし、いなかったら
連載は中止になっていたかもしれない…しかし、御手洗ナゾルがくい止める!
「ばあちゃん!僕が相手してあげるから!落ち着いてドゥードゥー」
「うぅん、温泉編の取材…付き合ってくれたら…いいよ…」
「ごくり…」
温泉編、温泉編、温泉編
ナゾルは脳内で架空タイトルが浮かんだ
〈僕のばあちゃんがこんなに可愛いわけがない!〉
某ラノベのタイトルのごとき
文字が脳内に浮かび…
頭を振ってなんとか、立ち上がる
「描くのは簡単だ、だが、物語にするには…過去の産物が倉庫としてあるわけで…それを消化してから云々かんぬん」
「んにゃ?」
ナゾルを見上げるミラ
キラキラとした瞳に
心ときめきながら
「僕の脳内CPUが許容量オーバーなんすわ」
と、意味不明な言葉を口にしながらナゾルが言うものだから
「ジョーダンコッコ♪」
と、にっと元気に微笑むのでした。
健全とは何か?不健全とは何か?
人の煩悩を突き詰めた先の果てにあるのは、賢者かあるいは魔王か
人間というのは、もしかしたら、天使と悪魔の間で誕生した生物なのやもしれない。
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