小説『黒歴史ーイヅクニカイヌの残像ー』【ニャンノ世界】
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【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『黒歴史ーイヅクニカイヌの残像ー』片翼の堕天使は告げる、終焉の時を、嘲笑せし万人に運命の道を終わらして、偽りの正義と理性に終止符を討つ、指輪より、顕現するは闇より来たりしディザスティと、其の眷属ケルベロスが、牙を向き、光の中で闇に消えゆ…反逆の慟哭の詩編へと誘い堕ちゆ
【絵物語】
『黒歴史ーイヅクニカイヌの残像ー』
其は理性と憧憬をかなぐり捨てた
堕天使の気紛れの詩編である。
イヅクニカイヌを通して聴者の前に現れる。捨て去ったと思った見聞録あるいは芯書より議事録の如く無数の文字の螺旋が現れる。
WorldBreak、ー世界破壊計画ー
破壊からの再生、偽りの正義をかざす善人面の白き理性や大人を壊すべく、彼は、黒歴史ーセフィルーことクロノスレイスは
嘲笑う第三聴者、所謂、日和見万人を闇に葬る…
切っ先は、首を貫き、
残った肉片は、彼の使わす
五属性魔法の一柱、ディザスティが使わす架類弁炉救(ケルベロス)に証拠すらも食ってもらう。
「ねぇ、クロノス…肉片でチョコを作ったんだけど…食べる」
ニヤニヤと笑うディザスティに
彼は…無表情で
「いい…我の第六が命の終焉を呼び覚ますと述べている」
ケルベロスは何処か、しょんぼりしている。同時にディザスティも
落ち込む顔をするものだから…
「…仕方ない…我が因果の果てに些末事に恐れていても、悲劇は起こらぬ…なればこそ、願望の先に見える予測不可能なる因果を食して、愚者であろうか…否…食べる!」
クロノスレイスは魂に誓って飲み干した…味は…何度噛み砕いても、怪獣の味がするのみであった。
任務を終え…、終劇社本部に帰る…、道端に蛙が家路につき…
家庭円満な姿を見る。
その姿にディザスティが…
「今日の夜は私がヨメってことよね」
と、半ば強引に、しかも、
闇へと引きずり込もうと、大きくはないが…人並みにある胸の中に入れようとしている…
「クッ!リビドーがディザスティの中に入りたいと言っている…だが!」
どこか焦りを見せる彼に、愛剣(ヨメ)のレヴァンディアが反応し…
「主人の意思に関係なく、我が儘に行うならば、貴方を葬ります…」
「まぁ、真剣な瞳ね…フフフ、いいわ…」
黒歴史を解放し、ケルベロスらと共に指輪の中に消えゆ
「私はいつでも、歓迎しているわよ、貴方の闇に寄り添い、互いの闇に沈みたいから…」
黒歴史は月を仰ぎて…呟いた。
「我がハレムーンの茨なることよ、なれど、愛剣(ヨメ)レヴァンティア、許してくれるだろうか…」
「赦すも赦さないも…貴方の心が望むならば、宜しいのでは…しかし、条件があります…」
無表情に見つめる
しかし、頬は恋をする乙女の如く、あるいは赤林檎に染まる恋の太陽か…
「2人だけの御茶会をしましょうね」
耳元でささやきレヴァンティアは、鞘に戻る…
漆黒の夜は暗く、更に闇深く…
虚空と成す、見えるは現か幻想か
黒と白が幾何学的に並んだ道を歩みて終劇社へと向かうのだった。
呪文
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