もち262(ひと夏の思い出・前編)
先生がとてもいい香りなので、あまり勉強に集中できなかったというのが正直なところだが、先生と過ごす時間は本当に楽しかった。・・・でも、楽しかったまどか先生との授業もとうとう終わりを迎えてしまった。
「長い間お疲れさま。よく頑張ったね。先生の説明で分かりにくいところがあったとしたらごめんね。またいつでもLINEで質問してくれていいからね。では、今日までありがとうございました。ハイ、先生でいるのはこれで終わり💕」
僕は密かにまどか先生に恋心を抱いてしまっていた。残念ながら僕はまだ先生の恋愛対象にはならないだろうけど・・・。
LINEでつながりを持てたのは嬉しいが、これからは会う理由が無いので、おそらく実際にまどか先生と一緒にいられるのはこれが最後だろう。
「今日は先生を送っていくよ。」「ほんと?ありがと。中学生のキミを一人にさせるのも心配なので、・・・じゃあ最寄りの駅まで送ってくれる?」
青月町駅までの道のりは、人生で一番幸せな時間だったといっても過言ではなかった。
駅には誰もいない電車が停まっていた。青月町駅は田舎の始発駅なのだ。
「わたしのことしっかり守って歩いてくれていたの気付いてたよ。立派に紳士してくれていてカッコ良かったよ。ありがとね💕」
「じゃあ、これでほんとに最後だね。高校受験頑張ってね。わたしも陰ながらめちゃくちゃ応援してるから💕」
「・・・先生。」
「ん?どうしたの?」
「・・・のことが好きだ。」
「・・・それ以上は言わないで。」
「どうして!?」
「キミはまだ15なんだよ。受験だって控えているし。私が邪魔をするわけにはいかないの。私はキミの家庭教師。それ以上でもそれ以下でもないの。」
「いやだ。先生と会えなくなるなんて!」
「ありがとう・・・私も同じ気持ちだよ。でも高校受験までは会わないでおこう。キミが高校に合格したら晴れて二人でデートしよ💕」
「・・・分かった。先生、僕がんばるよ。・・・でも夏休み最後の思い出が欲しい。」
「え!?・・・もう、思春期だなぁ。キスとかはさすがに行き過ぎだから・・・あ、外の人もこっち見ていないし・・・、ほらっ💕💕」
※人物名および駅名はChatGPT様考案です。
(後編)R-18画像はコチラ
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