小説『puiの渋滞、そして小腹が空く』【ニャンノ世界】
『puiの渋滞、そして小腹が空く』
午後11時になると、
渋滞が発生する。
雑記にとって、
いや、このpui高速道路では
日常茶飯事かもしれない。
その背景には、
とりあえず、puiを消費せねば
ならぬという、ソシャゲ的な考えからくるのだろうか。
雑記にとっても、puiを消費せねばならぬといった考えはあるもので…
puiの幻影が見えてくるのは…
決まって、今日のpuiを
使っていないことか、
あるいは
貯まったpui作品を
世に出していない時かであった。
世に出すのは早い方がいい、
遅ければ遅いほど、
心がザワつき、
新たな作品を作る度に
過去に制作した作品を目にする
気持ちは、積みプラモデルあるいはおじゃまぷよの如く
肩に乗っかって重荷になる。
ゆえに、puiの渋滞は起きてしまっては遅いし、puiの渋滞は脳内のアクが貯まってるってことだから、
雑記の場合は、これで過去に大渋滞を巻き起こし、モグラのリセットお爺さんを召喚し、助けてもらったのだ。
それだけに、puiが貯まっているからだとか、ダイヤが貯まっているからだとかで、義務に感じてしまっては心が辛くなってくる。
ゆえに、生成できないと感じた時は休息をする。
心のオアシス、摩訶不思議
怪異にさえ注意をしていれば、
迷うこともないし、おかわりもできて、素敵な飯処である。
「さぁて、摩訶飯、摩訶飯」
愛車GT-Rから降りて、
雑記は摩訶不思議食堂へと入店する。
摩訶不思議食堂系列のマヨナカレストランもあって、西洋、和洋、何でもござれな感じである。
しかし、全部が一通りに同じではなく、それぞれの店に特色があるもので…例えば、サービスエリアの摩訶不思議食堂は何が上手いかというと…
「スガニャキヤの豚骨ラーメンが上手いんだがや~」
と、ここ、ニャイチ辺りでいえば
ローカルラーメン、スガニャキヤのラーメンは絶品なものである。
肉がたっぷり入っていて、
加えてサイドメニューに五目ご飯に、ポテサラが雑記さんにおける大好きなものであり、
彼の心をワクワクさせた。
「心が弾むものほど、最高のもんはないんだよな」
チャーシューがたくさんのっていて、尚且つ、こってりしていないからこそ、食べやすくて、心地いい味わい…
「ソウルフードは魂に響くぜ…」
皆、それぞれに心の核たる飯がある、これからも彼はふらりと摩訶飯を食べたいと思うのだった。
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