スプーニャさん カウンターにて撃沈
さりげなく、さりげなく、ごく自然に・・・
胸をテーブルの上に乗せてみる。
目を見つめてお話ししている館長さんの視線がチラチラ下に落ちてくる。
「あら館長さん、お話しする時は相手の目を見てください。他に何か気になるものでも?」
館長さんは顔を真っ赤にしている。
最近は館長さんをからかうのがルーティンになっている。館長さんといるとこう言う冗談も自然にできる。優しいし、まぁ顔もイケメンだし、ちょっと気弱そうではありますが・・・。
ダメだダメだ。人間の殿方との禁断の恋なんて。
だが、ラピス様は人間の殿方との恋を成就させて結ばれたのでしたわね。
もしかしたら、私も館長と・・・
「スプーニャさんはお付き合いしてる人いるんですか?」
どっしぇーーー
呪文
入力なし