小説『帆日部、喜びの滝』【ニャンノ世界】
『帆日部、喜びの滝』
夕日が沈む海岸線にて、
喜びに溢れる2人がいた。
CAPEこと帆日部ミサキだ…
彼女の元いた世界は終わりを告げ、
肉片や臓器すらも砕け散り
死んだ…しかし、彼女を愛する者らに
よって再生され、受肉…魂の鼓動が
どくんと鳴ると眼を開き、
チチンプイかシシヨ、どちらを愛するかを
悩み考えた結果、シシヨとの愛を進めた。
チチンプイは彼らの元を離れ、
今は、帆日部の妹、帆日部ススメと
探索を続けている…
彼らに思うところは、あるようで
ミサキはシシヨと喜びだけではなく、
これからのことを話す…
「シシヨくん、私ってさ、聖人君子じゃないからさ…君を選んだ…」
「うん…」
「私ってさ、不器用だから、対等に愛するって言っておいて…自分自身、君しか愛せなくてシシヨくんしか愛せなくて、チチンプイくんにはなんていったらいいか」
肩を抱き寄せ、シシヨは彼女を抱き締める
頼もしい筋肉質の体が、脊椎より感じられ、安心するミサキ…
「シシヨくん…うん、」
「アイツは落ち込むけど、新たな出会いを求めて冒険する、一度決めたら、縛られない旅人だからさ…」
うまく言葉には言えない、されど、しどろもどろになりながらも、脳裏に浮かぶ言葉を胸に彼女の心に問いかける
魂が聞こえる…
強く確かに脈を波間に刻むシシヨの音…
同時に、シシヨも彼女の胸が乳首が勃起してるのを見て、肉棒を固くさせる…
愛しき…帆日部に柔らかな尻に彼の硬き陰茎がぶつかる
「シシヨくん…興奮してる…嬉しい…」
「うん、僕も嬉しいよ」
「えへへ…私も好き…好きなのはシシヨなんだって…」
人は二者択一を時に選ばねばならぬことがある、二兎追う者はなんとやらというやつだ…
夢物語、2つの恋を手に入れることはできない、だからこそ、悲しくて、切ない…病みに苛まれる
恋の元凶なのかもしれない
恋は美しくも怪物にさせる
故意に事故だって傷つけたりもする…
だからこそ、人は求め合うほどに、
磁石のように反発し合う…
しかし、それでも愛してと叫んでゆく
彼らの間にある関係性、心臓を介して繋がる、鼓動音に感覚器官を拡張させながら、神経回路の狭間で強く揺れる波間のラプソディー…
「ねぇ、シシヨくん…」
「帆日部さん、どうしたの」
「一緒にオシッコしない…私、喜びで出ちゃいそう」
「いいよ、しよっか」
「やった、じゃあ互いに見えた状態で」
「うん」
2人は互いの体を見ながらおしっこをすることに…自然的に…何も縛られずに放尿を開始する。
「シシヨくんの陰茎からいっぱい、ひゃあ」
「あっごめん」
「ううん、いいよ、あたしもほら!」
「わっ!」
互いのケダマノタキが、交錯する
腎臓よりこし出された尿を浴びながら
2人は童心にかえったかのように尿を体に浴びる…臭い…しかして、言い換えれば、生きてる証なのである。
腎臓から、そして、陰毛が尿と交わり臭気を発する
「シシヨくん、はっあん、くすぐったい」
シシヨはミサキの生い茂る陰毛に鼻をすり付け匂いを感じる
「癖になりそうだよ…ミサキの…ケ」
美しさの中に野性味あふれる陰毛に心弾ませながら…
「ねぇ、シシヨ、今度は私が嗅いであげるね」
腋毛と陰毛は自然の証、
地球上に生きる生命存在の…
そして、2人をつなぐ絆の証として
太陽にて輝くケにまみれた愛のカタチだ。
呪文
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