むにゃむにゃ・・・マスター、もう・・・食べれませんってば・・・。ー by #CAPE ー
------------------------------------------------------------
私が帰宅すると、いつもなら声が聞こえるのだが今日は静かだな、と思いリビングのドアを開けると
飛び込んできた光景は、昼食が遅かったのかテーブルの上に何故かカップ麺の容器がそのままで、
何やら寝言を言いながら口からよだれを垂らしているメイドの姿だった。
「だ~か~ら~・・・フフッもう食べれないでしゅってば・・・むにゃむにゃ」
私が部屋に入った事にまだ気付かない様子に、普段ならあまりちょっかいを出さないのだが、
「ふむふむ。・・・起きないねぇ。チョットだけだ・・・」と自分の行動を肯定する言い訳を口にし、
彼女(アイリ) ご自慢の胸を、人差し指でツンツンとしてみた。
「・・・う~ん・・・くすぐったいよ~・・・へへへっ・・・むにゃむにゃ」と、
この程度では起きない様だ。
となると、イタズラ心が少し火が点いてしまった。
「おーい、アイリ・・・大変だぞ、キッチンから煙が出ているぞー」
「へっっ・・・むにゃむにゃ、キッチンから・け・む・り・・・って、た、大変だぁ」と、
ソファーから寝ぼけまなこで勢いよく立ち上がったが、急な行動で軽いめまいをしたのか、
私の顎に頭をぶつけてしまった。
「イタタッ、アイリ・・・しっかりせんかっ、チャンとしなさい」と、顎を撫でながら彼女に注意した。
「痛ったい~・・・あれれ、マスターが何でここにいるんですか?」と、まだ寝ぼけているようだ。
「何でじゃないだろう、もうすぐで18時を回る頃合いだぞ」
「ええええええっ、寝過ごしちゃた・・・ああっ、ゴメンナサイ・・・です、マスター」
何時もなら、やや強気の口調で話すアイリがしょんぼりしているが、それは横に置いておく。
「そんなに疲れていたのなら、ハッキリ申告しなさい・・・メイドの体調管理も私の業務の一つだ」
「・・・スミマセン・・・、えっと昨日の夜ですけど、毎週楽しみにしているモノがあって夜更かしを
してしまいました。」
と、ペコリと首を垂れて謝罪したのでその件は不問とする事にした。
「何を楽しみにしていたのか、教えてくれないか?」
「・・・えっとですね、【悪役令嬢転生おじさん】というアニメなんですぅ」
「そうか、あれを見ていたのか。なる程なる程・・・良ーく判った、私も見ているんだよ。」
というと、パッと少し驚いた表情と照れ隠しのような戸惑いの表情で、私の顔を覗き込んできた。
「流石です。私のマスターは、あの作品の面白さにお気付きになるとは・・・敬愛致します。」
と、勢いよくお辞儀をしたがそれは悪手だった。
ブルンっと、アイリの豊かな胸が揺れると同時にブラウスのボダンが幾つか弾け飛んだ。
と、次の瞬間には平手打ちが私の頬をパチンと叩かれた。
「うあぁぁぁっ、マ・マ・マスターっの・エッチィィィ」の捨て台詞と共に自分の部屋へと
ダッシュで引っ込んでいった。
チャンチャン・・・。
とまぁ、こんなやり取りがあったら面白いだろうなという妄想です。
------------------------------------------------------------
「朝の挨拶シリーズ」の画像と異なりますが、ガチャ要素の影響ですので気にしないでほしいです。
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 409555245
- Sampler Euler a
- Strength 0
- Noise 1
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 409555245
- Sampler Euler a
- Strength 0
- Noise 1