小説『ヘンシンスロー、鬼チェンウサギ』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『ヘンシンスロー、鬼チェンウサギ』
比較的速く返信した方が心が軽くなる。だが、私というのは、気分によってスローになるのだということを知っているから、このウサギは空腹時に抱いた気持ちか、あるいは暑さによって、顕現した私じゃない存在なのである。
だから、いわば、身勝手な私が、
私という存在を通して、鬼にさせたのである。
人や動物など、生きとしいけるものは各々常に平穏というわけではなく、体のサイズが大きければ大きいほど、考える領域が増えていき、命の脅威というものは減っていく…その上で、人類というものは食物連鎖のうえでは場合によるが、上の存在になるだろう。
だが、考えれば、考えるほど、別の脅威が出てくる…例えば、犯罪、
人を騙すようになる、他にも意味不明に殺傷するなど、心の中に狡猾な鬼が、心を苦しめるようになる。一体、いつになったら、晴れるのだろうかと、この苦しみは、一歩、二歩、三歩歩いただけで忘れられるほどの罪を人類は背負っていた。少なくとも、ウサギはこの世が怖い、笑顔の裏に潜む、真意が怖いのだ。恐れを見ている、ずっと生き続けることで、確信する、未来が怖い…
震えに震える我が心、ウサギは呑気に跳んでいるが強がりである。 精一杯の存在証明を刻みつつ…
天井にむかって叫んだ言葉は…
「時間はあっという間!」
当たり前、当たり前だからこそ、いつの間にか鬼になってることに気づけなくなる自分が怖いのである
呪文
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