小説『シロイカゴ、全能、異論』【ニャンノ世界】
#絵物語 #ニャンノ世界 #反抗作戦
#将棋盤界 #全能 #異論 #シロイカゴ #将棋 #終末 #小説 #うちの子
#うちの子自己紹介
(プロンプト)
artistic,realistic,立体的な構図,雨を見上げて微笑むシロイカゴ,曇天の空に光が差す,
【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『シロイカゴ、全能、異論』
シロイカゴという名の魚は、
空を飛びたいと願った。
すると、全能が願いを叶え空を飛ぶことができた。
それから、彼方より異論もやって来て、異論考案の異論バトルを見ながら、魚は微笑むのであった。
将棋盤界はますますカオスになっていくのだった。
【絵物語】
『シロイカゴ、全能、異論』
異論無しなんて言ったら、
嘘になる…
今は全能すらも異論になる前、
シロイカゴは天を夢見た。
あの光の先には素敵なものが
見られるのだと期待した。
求める衝動…古の美を求めて
加速する…しかして、
シロイカゴは同時に虚無感に
襲われてしまう。
雨である…、それも
単なる雨ではなく、激しい雨が
身を妬き、前へ進むのをためらわせた。
全速力で泳ぎたい…
けれども、シロイカゴに、
そんな自由が許されるはずなどなく焦燥と衝動のままに苦悩する日々が続くのであった。
これでいいのだろうかと…
いや、よくない…
と試行錯誤を続けた結果、
何も得られずに空に向かって慟哭す…カント的哲学に
己の命を終わらせようとした。
けれど、人が人であるかぎり、死を理解することはできない
魚的なシロイカゴは、天上の全能に憧憬を抱いていた…
雨、降りしきる6月のこと…
魚は、目の前の自由を
真なる自由を得るためには
全能を打ち負かせてみなければ
何もできやしなかった…
異論がレッドスクランブルを
飲んで翼を生やす、
その姿を見て、シロイカゴは
草生えるのだった。
「ワロスナリ、異論www」
いつしか、言葉が拙く…
一音を捻り出すことすら、苦しい、魚は苦悩の末に笑顔を向けた…
悪魔的な思考と言われるやもしれない…だが、悪魔的な思考の中には
出鱈目な思考が待っていて、この
長きにわたるような戦いの中にあって、最終的な判断を任せるような物語を展開するのは…
さながら、ジョーク的で、面白いとすら感じていた。
「カオスナリ、ハッハッハッ」
「シロイカゴが笑った」
「コスタリカみたいに言うなっ」
全能、異論コンビは…
喧嘩しながらも仲がいい…
共に頂点に立ち、時に
人類に理不尽を強いる立場だからか、馬が合うようだ。
桂馬と暴馬、騎馬、金船が反応した。
「君の愛馬がとか、暴馬が愛馬になって、ライブが始まったら面白かったのにな…」
と、シロイカゴはいつの間にか言葉巧みに流暢にジンルイゴを話す。
兎に角…
ここが人類の及ばぬ
天界であろうとなかろうと
終末には変わりなく
将棋盤界の紡ぎ出す
構成的なシュール形態に
腹がよじれたのなら
シロイカゴにとっては
満足に空を飛べたという結論に至るわけなのである。
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。