【5枚組】サラトバに転生したうちの子が敵国を焼き尽くすまで
放課後、学校の図書室でいつものように本を読んでいたうちの子。
たまには変わった本が読みたいなぁと思い、図書委員の子に秘蔵の本を借りる。
『サラトバの歴史』
その本は紐を括り付けられ、閲覧が厳重に管理されていた。
「誰も読んだことないんでしょ、読みたい!」
「どうなっても知らないよ」
幾重にも重ねられた紐を解き、禁忌のページを開くうちの子。
その瞬間、本からまばゆい光が彼女めがけて放たれた!
「なに!? ちょっと待って!!?」
彼女の静止も聞かず、本は彼女をサラトバの世界へといざなうのだった…
【2枚目】
ふと気づくと、うちの子は見たことのない部屋のベッドの上に居た。
窓の外に広がるのはこれまた見たことのない景色。
学校の世界史の授業で習ったような、中世のヨーロッパ風の街並みだった。
――あれ、わたし、本の中の世界に転生しちゃったの!?
【3枚目】
宿舎を管理する人によそ行きの服を貸してもらい、着替えて街に繰り出してみることに。
そこはとても澄んだ水路の流れる街で、行き交う人々はその街を“ウェスティリア”と言った。
とても美しい街並みと優しい人々に心を落ち着けた彼女は、それよりも、見た人のない顔立ちの人、エルフのように耳がピンと尖った人、動物と人間が融合したようなフィクションでしか見たことのない生物と自分が自然に会話できていることがいちばん不思議だなぁと思った。
【4枚目】
彼女が美しい街をのんびりと歩いていたのも束の間。
川を挟んだ対岸の地で、大きな爆発が起こった。
「レスランドを燃やし尽くせ!!」
多数の兵士と思われる男性や獣と人間のハイブリッド達が、大声をあげながら、どんどん隣国“レスランド”にかかる橋を渡り進軍してゆく。
――な、なんなの!?いきなり戦争をおっ始めるって、どどどっ、どんな超展開なの!?
彼女にはもちろん、そうなったいきさつを知る由もない。
でも、たぶん自分は"ウェスティリアの民"であるはずだから、ぐずぐずしていないで共に立ち上がらなきゃ!
彼女はウェスティリアの武器商人に言った。
「一番強い武器を頼みます。お代は、レスランドを滅ぼすことで支払うから!」
【5枚目】
戦争を知らないうちの子。
戦術、武器の扱いを知らないうちの子。
しかし、彼女は構えた銃を、まったく躊躇することなく敵国に向けるのであった――
「レスランドを焼き尽くせー!!!」
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異世界転生した子って、妙にその世界のイベントに対する順応が早いですよねw
今回は、それを形にしてみました。
プロンプトは1枚目のものです。
本から放たれる光、驚いた顔、爆発、銃火器の発射
どれも初挑戦のものばかりでしたが、なんとか形になってくれて良かったと思いますw
【3月16日デイリーランキング1位ありがとうございます!】
呪文
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