ブルセント『優雅に青きドレスと共に』【セントイン研究所】
博士によって製造された戦闘員である。
晴天アポカリプス~反抗作戦にかけて、
不足した戦力をどうにかするために…
戦闘員計画が立案された。
この計画の第一人者がセントイン博士だ。
彼は何より戦闘員に対する熱が
すごかった!
それは、幼少の頃より見た戦闘員のピチピチのボディスーツによって、性癖がブレイカーして、それからは…自分にとってのおねえさん戦闘員を妄想し、欲望を科学し続けた結果…ブルセント、アカセント、コクセントが出来た。
戦闘員といえば、やられ役としての意味合いが強い…使い捨ての駒のようにされるものをイメージするだろう。
だが、セントイン博士の戦闘員は、
そういった使い捨てにならぬように、
どんなに致命傷をおっても治癒能力に優れており、それは、例え、灰と骨になっても、時間が経てば、肉体を再生させるひどにしぶとかった。
故に彼女たちは、治癒能力と戦闘力によって、数多の戦場で活躍し、ブルセントは青の不死鳥、アカセントは赤の不死鳥、コクセントは黒の不死鳥と呼ばれ、三人は不死鳥の三連星と呼ばれ、黄昏梟の英雄となった。
こうして、黄昏梟もといアミガルズのパーティーに出席することになった、博士とブルセントは、互いにすべきことをするために、歩みを進めた。
「セントイン、困ったことがあったらおねえさんに頼るんだよ」
「あっうんおぉ…」
彼は自ら作った彼女たちに、
ドキドキする連続であった。
おまけに、戦争に何度も行かせ、
その度に彼らのために、好物を
取り寄せたり、甲斐甲斐しく育成を
していくうちに、親密度が深まっていた。
ドキドキが止まらない…ブルセントの
普段の格好もエッチくていいが…
ドレスもなかなかに素晴らしいものだ。
だからこそ、彼女のその先へと
至りたいわけなのだが…
彼はなかなか勇気が出ずにヘタレのまま
だった。
「困ったことがあったら…」
手を握り、下腹部の方へと
「おねえさんに甘えていいんだよ…」
「ブルセント、いっいやこれは…」
「好き…博士…」
作られた命…、
西暦世界では倫理と技術の論議が
重ねられた科学に関して…
セントイン博士は複雑な思いを抱いていた。
彼らに相応しいのか、自分自身の欲望と願望のために作った彼女たちを愛してもいいのだろうか…
心の奥底にて、
繰り返し問いかけるメッセージ
「あなたの苦しみや悲しみ、私たちは作られた存在…だけど、科学や社会は忘れて、2人だけの時を楽しみましょう」
優雅に上品に、博士をリードしていく
ブルセントに身を委ねる彼は…
ワルツを踊り、固有の空間の中で
世界を感じて、生命に思いを馳せた…
これからは、強さだけでなく、
そうした人間というものを
考えていこうと胸に秘めつつ…
呪文
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