文豪と競争するナニモニャイ
沈黙をどうにかしようと、
文豪は競争をする。
「よし!走るか、私に勝ったら好きなものを頼むといい」
「いいんですか!」
「あぁ、とにかく、頭がモヤモヤしたときは体を動かすに限る」
瞳をキラキラさせるナニモニャイ、
そして、ゴールは海の家、
「先にあの手すりをタッチした方が勝ちだ」
そして、2人はあの木製の手すりにタッチせんと走る。
結果は…
「やった!文豪さんに勝った」
ガッツポーズをするナニモニャイ、
喜ぶ彼女の笑顔を見て、
彼も心の中で癒される。
「ナニモニャイ、じゃあ何を食べたい」
「うーん、文豪さんと一緒に食べたいから、うーん、うむむむ、悩むニャ~」
ナニモニャイは優柔不断だった。
決めきれない、だからこそ、
それは文豪とて同じだった。
「わかる、いざ、どれにするってなると悩むよな~あっ、フライドポテト!」
「それにゃ!あっ…文豪さんが決めたら勝ちってのは関係なくにゃるね、あはは」
「確かにな、だけど、この競争でポテトが食べれたってことで」
「うん!」
2人は笑顔、元気になって、
フライドポテトを一緒に食べた。
「はい、文豪さん、にゃ~ん」
パク、モグモグ
「美味しいな、じゃがいもは、さすが貧者のパンだな!」
「うまいにゃ、なんだか、じゃがいもは私と似てるような気がしますにゃ」
文豪は脳内でナニモニャイの貧乳と貧者のパンを思い浮かべ
「だからこそ、最高だな!」
と珍しく元気そうに応える。
「もしかして、やましいことを考えたんですか?」
「こほん、そんなわけ…なかろう」
「嘘ですにゃ」
「ナニモニャイにはわかるか、一緒に暮らしていれば」
心地よい時間、
このかけがえのないひとときを過ごす。
そして、フライドポテトを食べたあとは
水分補給をし、喉を潤すと
「海に入ろう!」
文豪も熱さゆえに、気分上々で
ナニモニャイも応えた。
熱き太陽、弾ける砂浜、
暑き夏は気分を盛り上げる
花火なのだ!
(猫メモ)
小説を書く気分でいけば、
楽しいなと思いながら書いています。
絵に説明しなきゃと思うから大変なのであって、小説を書く、というスタンスでいけば、ずっと書いていられるなと本作を作って思った次第です。
フライドポテトや、じゃがいものある世界に生まれて幸せです。
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