アヤナギ荘の日常 #18 -Everyday Ayanagiso-
風鈴の音と共にアヤナギ荘に流れていた。
それに釣られたのか、はたまた偶然なのか、
誰かが居間の引き戸を開けた。
「またハル君遊びに来てます?」
状況を何も知らないシロキが、
開けた戸を締めつつ声の方へと目を向ける。
「……え?!」
「これは!これは違うのだシロキ殿!」
「シロ姉、ちょうどよかった~!」
ハルマはパッと立ち上がると、そそくさとシロキの手を引いた。
「シロ姉にはね、特別仕様の
“ロング丈クラシックメイドver.”を用意してるよ♪」
「えっ? ええっ!? あ、あたしも着るんですか⁉」
そして十分後。
ロングスカートがふわりと揺れる。
シロキは居間の真ん中に立っていた。
「……どうでしょう、ハル君。これ、似合ってますか?」
「似合ってる似合ってる!
っていうか、意外とノリノリじゃんシロ姉」
「流石シロキ殿、それがしも眼福でござる!」
シロキはそっと裾を持ち上げてお辞儀のポーズを取る。
「ふふ、なんだかちょっと楽しくなってきました…♪」
------------------------------------------------------------------
毎話 朝or晩の8時に更新
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 40
- Scale 6
- Seed 4033822188
- Sampler DPM++ 2M
- Strength
- Noise
- Steps 40
- Scale 6
- Seed 4033822188
- Sampler DPM++ 2M