【セナ】衝突と抱擁、運命の幕開け【失敗作・没作品博覧会】
没作品がお題なので本来ならシーンの再現が全くできていない画像を投稿
訳文と↓のシーンから失敗具合をお察しください。
【小説家になろう掲載】きつね雨著:長生きTSダークエルフはひっそり暮らしたい〜今はごく普通の占術師なので、どうか放って置いて下さい〜本編②38 最高の二人よりインスパイア
「セナ様。あの先を曲がれば」
アーシアのゆっくり丁寧な言葉がハタと止まった。ん?と横を見たセナだったが、止まってしまった理由を直ぐに察することになる。
"あの先"の向こう側から荒々しい足音。おまけに若い青年らしき声まで。
「ロッタ! 何故いつもいつも早く言わないんだ! セナが……セナがここに来ているなど! どんな話よりも大事だろうに!」
「レオアノ殿下。今日は聖王国近代史を学ぶ日で御座います。お呼びした教導者を置き去りにするなど、礼を失する態度は好ましくありません。アーシア様が知ったならば、どれ程お叱りを受けるか」
「あ、後で教導は受けるから、アーシア姉様に言うなよ!」
「! 走るのはおやめなさい殿下! 角はあぶ」
ポニョン、あるいはフニャン。
そんな音など鳴らないが、レオアノの頭の中に間違いなく響いた。その擬音のままの柔らかな感触、艶が見えたと錯覚する香り、そして続いたのは懐かしい声と物理的な衝撃だった。
「わ、わあぁ⁉︎」
セナからしたら、曲がり角の向こうから突然に現れ突撃して来た何か。当然にその物体は走り出したオーフェルレムの若き王子であり、記憶よりもずっと大きくなっていた。とは言え頭一つ分は低い身長だから、ちょうど顔が胸に埋まる様な高さだ。
「わぷ」
「イタ!」
その衝撃でセナは後ろ側に倒れ、両手とお尻をついた。それに覆い被さるように抱き付いたままなのが「わぷ」と喜色が混じる声を上げたレオアノだ。オマケに、思わず手を出したため、右手は黒エルフの大きな左胸を鷲掴み。
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