小説『CigaretteMetamorphosis』【ニャンノ世界】
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【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『CigaretteMetamorphosis』
リキュールロマネスクでのお務めを終え、煙草を吸うレガリツィア・メルシィ、くたびれると、落書きじみた姿になるのはご愛嬌で、空間すらも真っ白になるのは、頑張った証なのだ。
【絵物語】
『CigaretteMetamorphosis』
煙草を吸う
レガリツィア・メルシィ
「いい時間だね…気分が落ち着くよ」
と、独り言を呟く、
そして、くつろぐ…
白い天井を見上げ…
毎度のごとく…
同じことを聞きさぶらう
機械的な客の相手に
内心、飽き飽きしながら、
空想に耽る
レガリツィア・メルシィ
兎耳族のおねえさんで、
このような姿になれたのも
リキュールロマネスクで修行があったからこそ、今、まさに此処にいるし、生きている。
その事に感謝しつつ…
スイッチをオフにした途端、
落書きじみた姿になる。
「はぁ~疲れたぁ~、あの姿を維持するなんて大変だからな!オーナー!」
「よぉ、頑張ったよレガリツィア」
と、マッサージおよび、極上の人参を食わせ、もふもふな毛並みを手入れする。世話を焼かせるやつだが、オーナーにとって、大切な仲間であり、パートナーだ。
リキュールロマネスク、
疲れた紳士たちが、やってきて
心の癒しになってもらえればと…
兎耳たちは妖精となって
幸せの魔法をかける、
そんな感じのお店である。
呪文
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