釜蔵チュウヨ『和食料理でチュウ』【ニャンノ世界】
ましてや、音楽ってもんがつくと…
頭を悩ますもので、こうして、
釜蔵チュウヨの場合は和食料理を作るのだ。
なぜ、和食料理を作ったのかには、
物語があって、それは前の歴史が証明してるってわけだ。
つまり、ニャンノ料理武闘会があったわけで…こうした…シリーズじみたことに関して…世界観は個人レベルでなければいけないわけで…悩ましいのである。
まぁ、なにはともあれ…
くろほうとももほうという
闇と光
黒とピンクが繋ぎ合わせた
バトルってのは…
ニャンノ世界において
悲劇を生むが先へ進む原動力となる。
原動力が足となる…
彼女の場合、シルバーニャ・ラヴィツが教えて、寿司や肉じゃがの作り方を…
料理が広まったのは、先人たちの
レシピの集積だと思うのだ。
ただ一人によってできたものではない、
数多の料理人が、己の信念と、先人のレシピを見て、活かして、その集積が、
地層のように重なりあって、
できたのが和食料理、いや、それ以外の料理にも適用できる。
料理から見える世界や大陸だって
あるんじゃないか…
釜蔵チュウヨは作っている…
誰のために?
自分のためというのもあるが…
拾ってくれた料理の師匠に感謝する。
はじめは飢えと死が蔓延していた。
チュウヨは…終末世界に生きていた。
ニャンノ世界とは一見、華やかに見えつつも、その実、おとぎ話のように不可思議でありながらも、悲観主義的な不条理さが突然襲ってきて牙を剥くこともある。
頭が昏倒しそうになりながらも…
今という時に対して料理をする。
和食と西洋を組み合わせてチーズサーモンもありだ。
だって、和食や西洋はどちらも飯であり、人類のように国境を作るなんてことはないんだ!
なにが国境を作るのだ?何が壁を作るんだ?ヒトとヒトが、細胞と細胞が壁を作る要因というのは何なのだろうと考えると…憎しみと悔しさが、黒く染めるのだろう。
例えば、憎しみと悔しさを生むのが、光であってその逆も然り、
闇は排除されるべきなのだろうか?
光が闇を生むのなら
闇を殺した先に光なんて生まれないのでは?
その先にあるのは?
何だろうと考えつつ…
釜蔵チュウヨは、混沌が渦巻くニャンノ世界にて寿司を食らったのだ。
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