新キャラ登場、椿之千観(つばきの せんかん)
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人知を超える者たちしか僕の作品居ないのだが
( ・ิω・ิ)大丈夫かしら...
小説に、土曜日公開の時に登場する
椿之千観(つばきの せんかん)
福岡県油山にある霊廟の管理者。
超古代には千手観音がご本尊としてご安置されていたが、1万5千年後は土地神に進化した姿。
生臭坊主気質だけど、決めるところはキメる。
小説では、メイドロボとしてユズリハと一緒に霊廟の清掃にお墓の手入れをしているが、慰霊と評した博打会等をしている。
ユズリハはそれを釘刺すなど、彼を尻に敷いている。
「ん? お客さんかな?」
霊《れい》廟《びょう》の墓を手入れしていた男は、来客の気配に気づいた。
短く整えられた金髪に無精ひげ――顔立ちからして、三十歳前後だろうか。
黒いサングラスをかけ、どこかチャラついた雰囲気を漂わせている。
白と黒を基調とした和装をまとい、首からは大粒の数珠を下げている。
だが、異様なのは……背中から何本もの手が生えており、周囲の墓を全方位で器用に掃除している点だった。
「ユズユズ~、ちょっち俺、手が離せんとよ~。お客さん、応接間に通してくれんね?」
彼が声をかけた先に、メイド服をまとった女性が現れた。
美しい金髪はショートボブに整えられ、緑の瞳――それはモノアイだろうか。
一目見て、生身の人間ではないとわかる。
耳には機械的なパーツが付き、関節部分は明らかにロボットの構造をしていた。
「承知しました、マスター。ところで、“掃除のフリして霊と博打する”癖、そろそろ直しませんか?」
無表情ながらも、人間のように滑らかな音声で話すメイドロボ・ユズユズは、彼に苦言を呈した。
「あんらら? バレて~ら? ま、これ終わったらすぐ向かうけん、ちょっちシクヨロ☆」
「まったく……では、行ってまいります」
“マスター”と呼ばれた男は、客を迎えに行く彼女を見送りながら、背中の腕をさらに増やし、墓掃除を続けた。
(……よかったな。娘さん、来てくれたぜ? 綾華さん、剣さん……)
呪文
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