小説『鬱が寄り添う』【ニャンノ世界】
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【絵物語】
『鬱が寄り添う』
心理の上で踊ってる
霧の中、ぐわんぐわんと
巡ってる…道化じみた涙の音
きっと見えない苦労の産物
のらりくらりと泥の船
汚く不快な文字の音
耳鳴りが鳴る度に
遠吠えだして
ぶつける牙
心の牙がむき出した
闇がざわめく…
心が消えゆ
いっそ、神隠しに
なって消えたいよ
憂鬱、鬱屈
楽しそうで
羨ましい…
創作できる者たちに
倉庫の中は空っぽだ
なぜなら、
少ない方がいいからだ
満杯になったら
空しいよ
微笑み踊る道化師だ
先にて紡ぐ憂鬱の歌
苦悩の九が
彼女の心を蝕み
灰色に染めていく…
呪文
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