先生はヒョットコ
【作者註】
以下の文は読みたい人だけ読んでください。
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放課後。
わたしだけ教室に残して、先生が言いました。
「これから、恋人同士になる儀式をするから。
服を脱いで、目をつぶってるんだよ」
言われたとおりにしてあげました。
大好きな先生だもの。
恋人同士になれるって、すごいうれしい。
そしたら先生。
わたしのオッパイに口を……オッパイを口の中に吸い込んで……しゃぶるんです。
もう、びっくり。
でも……儀式だから。
これで先生と恋人同士になれる。
はじめはくすぐったかったけど。
しだいに……しだいに、ヘンな気持ちになってくる。
どうしちゃったの……わたし……先生も。
とうとう。
ガマンできなくて目をあけちゃった。
そしたら。
先生の顔。
ニンゲンの顔じゃなくなってた。
すごい口をとんがらせてる。
その顔で……その口で……わたしのオッパイが……
あり得ないほど吸引されちゃってる!
そうです。
先生はヒョットコだったんです。
年若い少女のオッパイから生気を吸い取る妖怪の。
みんなの前ではやさしい先生。
わたしと二人きりになったら、正体をさらして餌食にしてる。
ああ、どうしよう。
わたし……わたし、生気を吸われ、力が脱けてしまって、もう動けない。
ほんとうにヘンな気持ち。
このまま、ヒョットコの餌食になっちゃうのかしら。
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後日。
この教師はヒョットコだったのがばれてしまい、
学校から駆逐されました。
呪文
- Steps 50
- Scale 6
- Seed 575415589
- Sampler k_euler_ancestral
- Strength 0.01
- Noise 0
- Steps 50
- Scale 6
- Seed 575415589
- Sampler k_euler_ancestral
- Strength 0.01
- Noise 0