ツンデレの旋律・ハルネの恋③
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その②
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◆放課後
廊下を担任のフユキ先生と歩いていると、演奏部の活動部屋の前を通る。
フユキ先生「せっかくだし、私が顧問をしている演奏部見ていく?」
ハルマ「あ、はい。」
部屋を開けると楽しそうなピアノ、サックス、ギター、トロンボーンなど軽音楽と吹奏楽の交えた演奏部が演奏中。そして、ハルネはフルートを構えている。
すっと通る音。
ハルマが、少しだけ目を見開いて、ハルネを見て、
ハルマ「綺麗だね」
ハルネはびっくりし音を外した。
ハルマ「・・え?、あっ!フルートの音色がね・・」
ハルネ「べ、別に普通だし!これくらい誰でも吹けるし!(ば、ばか、ドキッとしたじゃない・・)」
アキナ「(おやおや、いい感じじゃん)」
ハルネは彼の事が気になってしょうがなくなる。
ある日の帰り、ハルネが歩いていると前の方にハルマが。思わずハルネは声をかける。
ハルネ「ちょっと!私の帰り道なの。そこをどきなさい・・まあ一緒にかえってあげてもいいわ。」
最初は沈黙。
でも少しずつ、会話が増えていく。
ハルネ「この道、近道なんだ」
ハルマ「へぇ、知らなかった」
ハルネ「アンタ、方向音痴でしょ」
ハルマ「否定はできない」
小さく笑う彼。
その笑顔に、なぜか胸がざわつく。
◆ある日
ノートを忘れた彼に、ハルネが投げる。
ハルネ「これ、写しときなさいよ」
ハルマ「いいの?」
ハルネ「べ、別に!困るの見てられないだけ!(…なんでこんなことしてるのよ、私)
」
◆演奏部の活動にて
フルートの音が少し揺れる。
部員「ハルネ。最近ちょっとミス多いよ?」
ハルネ「気のせいよ!(…なんで、あいつのことばっかり頭に浮かんで集中できない💦)」
◆決定的な日
帰り道、夕焼け。
珍しく沈黙が長い。
ハルネ「アンタさ、もっと自分出せば?」
ハルマ「そうかな」
ハルネ「そうよ!何考えてるか分かんないのよ!」
少しだけ間。
彼が、ハルネを見る。
ハルマ「じゃあさ」
ハルネ「なによ」
ハルマ「ハルネも、自分に素直になれよ
」
その瞬間。
心のどこかが、ほどけた。
◆それから
フルートの音がさらに揺れる。
授業中、窓の外を見る時間が増える。
彼の一言が、何度も頭の中で繰り返される。
(素直に、なれよ)
(素直に…)
ハルネ「(…私、好きなんだ)」
※すみません6枚目、文字修正版を投稿するつもりが、間違えました。
呪文
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