小説『紋菊李弧 阿龍田警察』【ニャンノ世界】
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【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『紋菊李弧 阿龍田警察』
「貴方はケモミミと称して自らの存在を曖昧にしている」
紋菊李弧は聴取力にたけている
おまけにカツ丼は
「ナンダコレ、ウマイナ」
「セトリセツのおかげだから…」
自作なので、対象の心を掴むことから彼女は鷲掴みの紋菊と呼ばれている。
【絵物語】
『紋菊李弧 阿龍田警察』
瞳を真っ白にさせる。
理由、なぜなら、
頭の中、真っ白じゃないと
大変だから。
物事に何か意味を乗せるとき、
貴方は言葉を紡ぐか?
紡がないか?
大半の人物は時間の効率によって
いわゆる、タイパというものを意識するから、紡がないだろう。
たくさん消費してたくさん生産した方が、命のコスパもいいのだろう。だが、あえて、李弧は
カツ丼を自ら作るのか…
なぜなら、心のこもった料理は
人を変えるからである。
旧時代、食品は冷凍食品など、レンジでチンしたら出来る食べ物が好まれていった。
時間の節約にもなるし、その分を娯楽に費やすことができるのだ。
手作り料理など時代遅れ、時間の無駄など言われ、次第にロボットが台頭してきたら、人類が自ずから作るということを辞めていった。当時の絶滅危惧種に近い哲学者は、こう語る「人が何かを作る書くことを辞めてしまったら、人は物と何ら変わらないだろう。スマホを起動するだけの部品、パーツでしかない…だから、私は、私が人間であるために死ぬのだ」
人の生命すらも機械が担うようになって、人類は歩行する肉塊でしかなくなった。だからこそ、後に文明を崩壊させた終末事変は起こるべくして起こった。平和を希求する想像力がなくなり、人が死ぬときに抱く気持ちすらもなくなったからだ。灰色の空を見上げて、紋菊李弧は呟く
「書くことで少しはマシになったらいいな」
何でもいいから、何かを書く作ることは、人類が、生きとしいける者が存在を確かめる為にも必要なことかもしれない。
自分が自分であるために…
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