聖嫁淫磔 参
赤、青、金。聖堂の空気には、祈りのような静寂が満ちていた。
聖なる十字架の前に立つ花嫁。純白の総レースが肌を飾り、
そして──秘裂を割き、艶臀を咬んでいる。
ベールの下で、睫が揺れ、唇が微かに湿む。
白いガーターベルトが腿の張りを締め、
ストッキングは脚の稜線を際立たせる。
視は滑り落ち、咬みつく布の縁が、
艶縁となって股と尻の割れ目を沈めてゆく。
身を捩るたび、尻はかたちを歪め、
蜜唇がわずかに開き、ひそやかに咲いてゆく。
視線が這い、艶壺を裂き、秘奥を撫で上げていく。
女芯が布越しに浮かび、
それを咬む秘唇が、膣涎を滲ませる。
聖壇の灯が裳の透けを照らし、
震える艶肉が、艶の色に染まってゆく。
嘲るような視が磔艶を舐め尽くし、
花嫁は沈黙のまま、祭壇に立ち尽くす。
白の裳が淫を孕み、
裂け目が捲れ、淫花が咲く。
祈りと視が交錯するなか、
肉は静かに、淫らに、捧げられていく。
聖嫁淫磔
祈りの裳が裂艶を咲かせ、蜜の供花となる刻──
淫のために捧ぐ
呪文
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