『ノスタリア民族解放戦線ー冬の食料ー』【ニャンノ世界】
ノスタリア民族解放戦線は 、やっと、飯が食えると、歓喜していた。
しかしながら、彼らはこの食糧を満足することはなかったし、寧ろ、民族解放戦線における士気を下げる結果となった。
「旧時代のレーションも不味かったらしいが、これも…食えたもんじゃない…レンガだ、物だよ物!」
ノスタリア民族解放戦線はすぐさま…
アミガルズに苦情を述べる。
「貴殿の軍は、さぞかし、よいものを食べてるのでしょうね…そうです、私たちの食べ物は、私たちのことなど、どうでもよいのでしょう」
と心からの叫びは、確かに司令部としても思うところがあったのか、戦闘糧食をアミガルズと同じものにし、爆弾おにぎりを配給するのだった。
「津々浦々、いってみるものだな、中尉」
聞かぬは一生の恥だと言うが、まさにその通りであると、ノスタリア民族解放戦線の兵士達は、今後も思うことがあれば意見しようと考えた。
呪文
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