小説『阿龍田穂登、:o』【ニャンノ世界】
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【絵物語SNS版】
【ニャンノ世界】
『阿龍田穂登、:Ο』
でしゃばると消失、過疎っても消失、確定的な正解がない…ゆえに
阿龍田穂登は、苦悩する。精神的苦痛を帯ながら創作し、発想を絞り出した先にある喜びを求めるために、あえて深淵の淵に至るのである。
【絵物語】
『阿龍田穂登、:Ο』
平日、おやじギャグに対して
背筋が凍るような感覚を感じるようになった。
なぜなのだろうか、おやじが言ってるから寒いのか…あるいは
おやじギャグ的な手法が、おやじギャグができて、当たり前でしょという古典時代的な価値観に対しての懐疑的な反抗をしたくなったのだ。少なくとも阿龍田穂登は、
節操なく創作するわけではなく…、
時代の潮流とは異なる、
流行りとかに左右されない
感性のままに創作をしたいのだ。
だが、クロスはその早すぎるスピードを許しちゃくれないし、
十字架的な物事の観点は
倉庫を増やしてしまうのだから、
悩ましいものだ…、
増えていくだけの
時間が浪費されていく、創作概念、ならばいっそ、物事にお別れを述べれば楽になるのに…
創作の中に重ねられる倉庫は
増えていくわけで…
こんなに苦しいのだから、
いっそ、集積物を、
残留思念とと共に消えてしまえたら楽なのになと、穂登は頭を悩ませる…、この世界に生きるという概念があれば、消えるという概念もある。
ニャッツァニアの陽気な風をもってしても、解消しえない悩みが
創作へと突き立てる。
少なくとも時間掲示板に並ぶ
隙間に刃を突き立てることは、
簡単なことであり、創作上における…鋭さを磨くうちに彼女の心は:Οとなったわけである。
意味なんてない、
だからこそ、悩み、苦悩する生き物なのだ…
呪文
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