チョコレートヲアゲヨウメカクレガール
「いいの?自分が貰っちゃって…」
鞄から取り出したのは可愛い包み紙でラッピングされた、しかし三角形のチョコレート。
「作ったはいいけど他にあげたいアテも無いし」
バレンタイン当日の放課後。暖房で程よく暖まった図書室で宿題をやりながらおにぎり型チョコレートを受け取る。
「それにわたしみたいな陰キャからチョコ貰っても嬉しくないだろうし、ねえ?」
彼女はへらへらと笑いながら自分の分も取り出して食べ始めた。
(その割にはこのコ最近、やたらと男子からお菓子貰って餌付けされてた気がするんだけど…まあいいか…)
「ねむこ(※)も溶ける前に食べちゃってー」
思う所もあったが半端なアプローチしかできないヘタレ共が悪いと考え直し、形と味のイメージが一致していない茶色の板をぽりぽりと齧った。
(※3枚目の子です。いつも眠そうという所からついたあだ名ですが本名決まってません)
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1~2枚目がストーリーと合うように出せたおにぎり型チョコレートのメカクレちゃん。
3枚目はチョコをもらったねむこ。
4~5枚目はチョコレートはかくあるべきなどというAIさんの先入観でハート型にされてしまったチョコ。5枚目がおにぎり型だったら完璧だったけど修正かけるのもめんどい…。
おにぎり型にこだわってるのはメカクレちゃんがおにぎり大好きガールだからです。
あとメカクレちゃんも結構すごいのですが友人のねむこがぱっつぱつなのは一重に私の性癖のせいです。ご了承ください。
呪文
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