姫騎士
謁見の間にて玉座に座る姫騎士様と対面している俺。
自分で言うのもなんだが、この間の戦いでは敵の将を早々に斬り倒し、コチラの被害は最小限に抑えられたはず。運が良かったのもあるんだが。
それにしてもなんでこんな大きな広間に姫様と俺の2人きりなんだ?
お付きの人も守衛も誰もいない。
「誰もいないのが気になるか?実は人払いをしておいた。実は相談があってな」
姫が私に相談?
ん?なぜ?聞かれてはまずい話なのか?
「実はそなたにお願いがあっての。妾と交わってはくれぬか?」
は?
突然の事態に困惑している?えっ?聞き間違いか?
なんて言った?
「交わる・・?と言うのはどう言う・・?」
「妾は優秀な男の種が欲しい。」
「どうじゃ?妾では不服か?」
そう言って姫は少し足を開いた。
私に断る理由などなかった。
呪文
入力なし