雨上がりのトラック♡陸上部女子【PEEINGFAN】2.5D
ボディースーツなんてのも始まっとる onz
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40枚)雨上がりのトラック♡陸上部女子【PEEINGFAN】2.5D
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「雨上がりのトラック」
雨の匂いがまだ残る体育館。
窓の外では、濡れたトラックが鈍い光を返していた。
綾乃は制服の襟元を指で緩め、
汗ばんだ肌にまとわりつく布をそっと引き離す。
微かに動くだけで、湿った空気が脚をなぞり、
太ももの内側をくすぐった。
仲間の声が遠ざかる。
静まり返った廊下を抜け、古いトイレの扉を開けると、
ひんやりとした空気が頬を撫でた。
タイルに反射する淡い蛍光灯の光が、
まるで肌を透かすように白く揺れている。
スカートを持ち上げ、腰を落とす。
その瞬間、スッと脚の付け根を撫でる冷たい空気。
次の瞬間、張りつめていた圧が弾け、
細い流れが小さく音を立てて落ちる。
チョロチョロとした響きが静寂の中で妙に生々しく、
その音が自分の呼吸の乱れを際立たせた。
ふと、脳裏をかすめる彼の姿。
風を切って走るあの背中。
胸の奥が疼き、指が無意識に太ももをなぞる。
濡れた肌に指が滑るたび、息が浅くなっていく。
羞恥と快感の境目が曖昧になり、世界が少し滲んだ。
やがて静けさが戻る。
綾乃は整えた制服のスカートの裾を指でつまみ、
静かに立ち上がった。
トイレの外では、雨上がりの風が甘く香っていた。
頬をかすめたその風は、どこか彼の体温のようで──
彼女は誰にも見せぬ微笑を浮かべ、光るトラックを見つめた。
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