【サレンディアナ】絶体絶命の修道女と鎧の騎士
【小説家になろう掲載】ココア著:なんちゃってシスターは神を騙る第53話:絶体絶命と暴走よりインスパイア
この隙が、最後のチャンスだろう。
「不浄なるモノを照らす光よ。眼前の魔を撃ち滅ぼさん!」
しかし何も起こらず、僅かの間が俺とガイアの間に流れる。
「まあ、そうなるよな」
苦しんだと言っても、タンスの角に足の小指をぶつけた程度のダメージだろう。
俺に出来る事は無くなり、完全に詰みとなった。
一応手袋があるが、こんなのでガイアの攻撃を避けながら殴っても、ダメージを与えられる気がしない。
――次に俺が何かするよりも、ガイアの剣が俺を貫く方が早い。
生返事したら異世界に送られ、不慣れな女性の身体で頑張っていたのに、最後は間抜けにも落とし穴に引っ掛かり、魔物に殺されて終わる……。
呆然とする俺をよそに、ガイアは剣を構えながら、ゆっくりと接近してくる。
俺が何かしても、すぐ対応できるようにしているのだろう……。
嫌だ……まだ……まだ死にたくなんてない! こんな所で死ぬなんて、絶対に!
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