Four seasons学園!〜第3話 ナツミの嫉妬(前編)
アイドルグループFour seasons全員が主役の学園ドラマ。不定期配信。
Four seasons専門チャンネル、ぷいチューブ、うさゾンプライムビデオで好調配信中
※うさゾンプライムビデオはいわしまんさんの所の配信サービスですw
2枚目のみChatGPTで作成しました。
今回は第3話をお届けします。
(ストーリーは案を考え、一部ChatGPTを利用)
第2話
https://www.chichi-pui.com/posts/6e72db28-b78a-4d49-8eb6-2f257f8b299a/
第1話
https://www.chichi-pui.com/posts/881d1e24-0ee9-4f39-a7de-28b2c14bf231/
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カエデ「ハルネしゃん、早いよ〜待つべさ〜」
ハルネ「遅いわよ。カエデ!」
仲良く下校する2人。
それを見つめるナツミ。
ナツミ「(最近、あの2人楽しそう・・)」
思い返せばカエデが転校してきたのは、桜が舞い散るお昼前だった。。
その日、私は最初に声をかけた。
「ねえ、カエデちゃん。よかったら一緒にお昼、どう?」
彼女は少し戸惑ったあとで、にこっと笑って「ありがとうだべ〜」と答えた。
この可愛らしい感じが私はなんだか、すぐに気になってしまった。
――でも、その後すぐに出てきたのは、あの子だった。
「ふん。あんた。東北からきたのね。どうりで芋臭いと思ったわ。」
ハルネ。クラスでは少しツンとした存在で、人と距離を取るのが癖の子。
カエデに対して、いきなりキツいことを言ったのを見て、またいつものが始まったと思った。
でも不思議なことに、カエデはそれに対して怒るでもなく、静かに笑って返した。
「芋臭くなんかないべ。ハルネちゃん面白い事言うべさ。東京って分からんこと多いから色々教えてくれる?ハルネちゃん?」
ハルネ「・・ふん・・」
と言ってその場を立ち去るハルネ。しかし私はハルネが立ち去る時にうっすらと顔を赤らめながら少し嬉しそうな顔をしているのを見た。
それから何日かはカエデと仲良く喋ったり一緒に帰ったり、一緒にパンを買いに行ったりして、私はこの学園でカエデと仲良くなった“最初の子”として誇りを持っていた。
でも私は、カエデが時折教室の隅でふてくされている、ハルネの姿を何度もチラ見しているのを見逃さなかった。
ナツミ「(あれ・・?)」
それから数日。
ハルネは明らかにカエデと話す回数を増やしていった。
最初は「(やっぱり、仲良くなりたかったんだ)」と思って嬉しかったのだが、いつの間にか一緒に帰ったり、2人で昼休みに談笑していたり・・
それを見ていると、胸がもやもやした。
私は、最初にカエデと仲良くなったはずだったのに。
彼女の隣にいる時間は、私よりハルネの方が長くなっていた。
ある日、図書室で見つけたカエデに、思わず言ってしまった。
ナツミ「最近、ハルネとよく一緒にいるんだね」
ハルネ「うん。最初は睨んだりしてて怖かったけど、話してみたら、優しい人だったべ〜」
ナツミ「(そうか…私は、もう“最初の子”じゃないんだ)」
カエデの無邪気な笑顔が、なんだか遠く感じた。
私は、自分がこんな気持ちになるなんて思ってもみなかった。
嫉妬なんて、もっと子どもっぽい感情だと思っていた。
――でも、本当は私は、カエデに特別でいてほしかった。
彼女が最初に笑いかけてくれたのが、私だったから。
けど、そんな心の葛藤を抱えながらも、私は笑顔を作った。
ナツミ「そっか。よかったね、仲良くなれて」
その笑顔が、自分でも少し痛かった。
第3話 テーマソング
Four seasonsで「全力未来」(sunoサイト)
https://suno.com/song/05b4a29a-cdc5-45ca-922b-e4d2ead6291d?sh=vpLs2LoovPJgl8bA
呪文
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