【ソルシエラ】トリムが持つ不干渉の能力
【カクヨム掲載】不破ふわり著:かませ役♂に憑依転生した俺はTSを諦めない第278話 嫌だ……帰りたい……寝たい……よりインスパイア
講師はおもむろに足元にあった小石を拾い上げる。
彼女は座ったまま後ろを向くと小さな体躯からは考えられない速度でその小石を投げた。
弾丸のように小石が進む。
その先には、巨大な木の幹に半ば飲み込まれた巨大な玉座があった。
その中心には、赤い髪の幼い少女の姿。
眠るように背もたれへと体を預ける少女は、まるで作り物の様に微動だにしない。
そんな少女へと小石はまっすぐ向かっていく。
小石が少女へと直撃するその瞬間、少女の輪郭がわずかに霞み小石が少女をすり抜けた。
小石は背後の背もたれに直撃すると、小さな破砕音と共に木っ端みじんになる。
もしも当たっていたら、幼い少女などたやすく殺せてしまう威力だった。
「お前っ、何をするんだ!?」
「いやぁ本当に起動しているのか気になってね。確認だよ」
「それは既に僕がした!」
「だが、見てみたかったのだ。トリムが持つ不干渉の能力を。教授に聞いたが、干渉と不干渉、この二つの力が女王の棺本来の権能だというじゃないか。デモンズギアの起源とも言える力、この目で見たいと思わない方がおかしいだろう」
「せめて一声かけろ! こっちはあれを起動させるのに何年もかけたんだぞ!」
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