試作?なトースター
「ついに完成した……理久式・超高効率トースター試作1号!」
理久は自信満々に改造トースターを見つめていた。
その目的は――朝のパン焼きを、わずか3秒で完了させる革新技術。
しかも、「忙しい現代人向けに商品化!」という野望付き。
「さぁ、焼き上がれ……未来のパン!!」
パンをセット、スイッチオン。
ジジジ……ボンッ!!!
一瞬で真っ黒こげになったパンが、火花と共に天井へ突き刺さる。
爆風でキッチンのカーテンがめくれ、煙がもくもく。
「うわ、制御機構が……加熱効率が……!」
理久が焦りながらノートを取り出す。
そのとき、寝ぼけ眼の柚月がやってきた。
「……なに爆発してんの。またパン?またキッチン?ていうかまたお姉ちゃん?」
「これはただの事故じゃない。改良の余地ってやつ!」
「それ、商品にしようとすんな!!」
理久はめげずに、ノートに書き込んだ。
試作1号:爆発。
成功率:未確定。
火災リスク:少々。
改良予定:出力25%減&壁強化。
販売名候補:「イナズマトースト・プロト」
柚月はため息をついた。
「売れたらダメなやつじゃん、それ……」
(業務用にも使えるようにとのこと)
呪文
呪文を見るにはログイン・会員登録が必須です。
イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 28
- Scale 5
- Seed 2864570069
- Sampler Euler a
- Strength
- Noise
- Steps 28
- Scale 5
- Seed 2864570069
- Sampler Euler a