【夢エリ】ハルネールと夢の平原〜ep.7(最終回)「夢の終わり、大地の鼓動」
うさゾン・プライムビデオ(powered by いわしまんさん)、Four seasons公式チャンネルで好評配信中だべ〜(?)
※ep.4からはchan shinの勝手に作ったストーリーなのであくまで夢エリの二次創作作品として見てください。
ep.0 ムーンペタルさん怪魚を釣る?
https://www.chichi-pui.com/posts/2db4b807-204e-4de3-a47f-4b0979890edd/
(アグロ🐟️さん作品)
ep.1
https://www.chichi-pui.com/posts/53f7698e-3ddf-4681-aaa3-25eebca816b0/
(いわしまんさん作品)
ep.2
https://www.chichi-pui.com/posts/e64438e3-2d40-489e-8a18-03f86920dec2/
(いわしまんさん作品)
ep.3
https://www.chichi-pui.com/posts/c2864d03-f1a6-461a-b244-6536dc2a5bdf/
(いわしまんさん作品)
ep.4 果実と風の歌
https://www.chichi-pui.com/posts/8c8a4819-39e7-4e5c-9ce6-b0c11321340f/
(chan shin作品)
ep.5 水の記憶、風の約束
https://www.chichi-pui.com/posts/f90faabf-deed-4a76-a863-a50177f2f2f7/
(chan shin作品)
ep.6 風鳴り峡谷の調べ〜水面に響く祈り
https://www.chichi-pui.com/posts/6b15d1b4-333b-4d83-ab3f-b4063ee5662f/
(chan shin作品)
ep.7
原作 いわしまん(夢幻宮のエリアーニャ)
ストーリー作案 chan shin
ストーリー編集 ChatGPT
音楽作成 Four seasons フユキ
ナレーション Four seasons カエデ
風が止み、空は淡い灰色に沈んでいた。
三人が辿り着いたのは、草原の果て――
誰も近づかぬ古い丘陵、「夢の台地」と呼ばれる場所だった。
大地には無数の亀裂が走り、ところどころから青白い光が漏れている。
それはまるで、眠る大地が“夢”を思い出しているかのようだった。
ムーンペタル「ここです……。“風”と“水”の音が集まる場所――大地の鼓動が聞こえます」
ハルネールは腰に下げた竪琴の破片を取り出し、そっと弦に触れた。
すると、風の歌と水の調べが重なり、静かな旋律が空気を満たした。
アグラ「……聞こえるか?大地が……応えている」
足元の地面がかすかに震え、丘の中央に埋もれていた石碑がゆっくりと持ち上がる。
その表面には、見覚えのある紋章――“夢幻宮”の印。
ハルネール「……やっぱり、ここに繋がってたんだ」
ムーンペタルは両手を合わせ、目を閉じた。
「夢幻宮は崩れましたが、夢そのものは……まだこの世界に息づいています。
だから、今もう一度、目覚めの音を――」
彼女の言葉に導かれるように、ハルネールは竪琴を弾き始めた。
風が集い、水が揺れ、大地が共鳴する。
それは三つの音がひとつになる瞬間――
アグラ「……夢の鼓動だ」
光が広がり、丘全体が淡く輝く。
やがて空の雲が切れ、柔らかな陽光が差し込んだ。
風の匂いが戻り、遠くで鳥たちが歌い出す。
ムーンペタル「……見て。大地が笑っています」
ハルネールは弦に触れたまま、空を見上げた。
そこには、夢幻宮の幻影が一瞬だけ浮かび上がり――光の粒となって風に溶けていく。
アグラ「これで、夢は安らげるだろう」
ハルネール「うん。だけどきっと、どこかでまた会える。夢の続きがあるなら」
ムーンペタル「夢は終わりではなく、“渡る風”。またいつか、どこかで吹くでしょう」
風が三人の頬を撫でる。
草原の波が光にきらめき、青い空が果てしなく広がる。
その言葉とともに、三人は振り返らず歩き出した。
背後で、大地が静かに鼓動を打ち続けている。
――“夢の平原”に、穏やかな風が流れた。
エピローグ
スカイリバー族の集落へ戻ってきた、ハルネール一行。
カペラニカ「おーい、ハルネールさん!」
カペラニカが2頭の馬を引き連れている。
1頭はカペラニカの馬、もう1頭はハルネールが乗っていたピンクのたてがみが特徴の「ハルヴァン」である。
ハルヴァンの頭がハルネールの頬をスリスリとして、甘えだした。
ハルネール「ハルヴァン!無事だったのね!・・べ、別に心配してなんかなかったけど・・」
カペラニカ「草原を走っていたら、この馬が寂しそうに座っていたのよ。ハルネールの所の馬かなと思って話しかけてみたら、反応があったから・・」
ハルネール「馬と話せるの??」
カペラニカ「ええ、少し。あと、これ・・」
目の前に魔法陣のような光が浮きでる
ハルネール「こ、これは妖精の輪・・」
カペラニカ「これを使えば元にいた所にすぐに戻れるわ。」
ハルネール「まさかこれを探してくれてたの??」
カペラニカ「べ、別に、心配なんかしてないんだからね、元の仲間の所に早く戻れたほうがいいと思っただけだから・・」
ハルネール「べ、別に頼んでないし・・ありがとう」
アグラ「(おぉ・・ツンデレが共鳴している・・)」
ハルネール「・・じゃあ、ここでお別れね。ムーンペタルさん、アグロさん短い間だったけどありがとうございました。」
ムーンペタル「世界は繋がっています。またすぐに会えることでしょう。しばしのお別れ。」
アグラ「素敵な旅だった・・最後に・・私の過去の武勇伝を語ってなかったので3時間ほど・・・」
カペラニカ「・・・さあ、行って!私はもう少しこの草原を冒険してから自力で戻るわ。」
アグラ「・・アグ、アグ・・・」
ハルネール「それじゃまた会いましょう」
ハルヴァンに乗ったハルネールは、妖精の輪を踏むと光に包まれ・・目の前から姿を消した。
ここは風無しの丘。2人の女の子が丘で祈りをささげている。
カエデニア(人間族)「ハルネールしゃん、どこへ行ったべさ・・」
エリアーニャ「ん?風無しの丘で風が吹く気配・・・」
すると風がひとすじ、丘を駆け抜けた――
突然、光の渦が広がり、ハルネールと馬が姿を現す。
驚きと喜びが入り混じった声が響く。
カエデニア(人間族)「ハルネールっ!!心配したべさ・・」
涙目でハルネールに抱きつく
ハルネール「ただいま、心配かけたね」
カエデニア「もう〜たまたま通りかかったエリアーニャしゃんにもお願いして捜索もしてたべ〜。心配でご飯も普段3杯食べるところ、2杯しか食べれなかったべ〜」
ハルネール「(・・2杯食べてんじゃん・・)エリアーニャさんもご心配おかけしました。」
エリアーニャ
「ご無事でなにより。風はまだ歌っています。“夢は形を変えて生き続ける”……そう聞こえます」
風が笑ったように踊り、遠くで小さな光が丘の上から向こうへ飛んでいく。
小さな旅は終わった。
だけど――風はこれからも歌い続ける。
一方その頃、誰も知らぬ場所で、
崩れた夢幻宮の欠片が、そっと光を放っていた。
END
エンディングテーマ
Four seasonsハルネ「風が夢を運ぶなら」
https://suno.com/s/154zRlgCjaj9D52f
(suno)
「夢幻宮のエリアーニャ(Instrumental arrangeバージョン)」(suno)
https://suno.com/s/o4piQn4ZQE3NgqII
エリアーニャさんとカペラニカさん、カエデニア(人間族)、ハルネールはpictorでプロンプトより作成後、nano-banana等で加工。アグラ・コナツスキーさんとムーンペタルさんは過去絵からnano-bananaで加工
※スタッフロールの兎娘エリアーヌの文字が「兔娘エリアーヌ」となっていました。お詫びして訂正したしますm(_ _)m
呪文
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