さぁ、出掛けるわよ! ー咲耶さんシリーズ Ver.01 スタートー
「そうよ、これから深夜高速バスで温泉旅行に出発でーす!」と明るい笑顔で咲耶さんの
綺麗な口からとんでもない言葉が聞こえてきた。
「お、温泉旅行?、どこへ行くんですかと言うか、どうして俺を誘うんです?」と素直な
疑問を口にした。
「・・・チッチッ、ダメダメ、こーれーかーら、楽しい温泉旅行にい・く・の!」
と、ひと際真剣な眼差しで見つめられると、ドキドキしてしまうが、
「あのー、俺、旅行の準備なんて何もしてないんだけど、どうしてもですか?」
「イエス、アナタしかイマセーン、だ・か・ら・・・急いで支度して来なさい!」と、
眼前に人差し指が突き出され、デジャビュを見たような気がしたが、こういう状態の
咲耶さんには逆効果だ。
「イエス、アイ・マム。10分下さい。」と返事をして急いで部屋に戻ると、いつも
短期出張用のトラベルバックにスマホとタブレット・充電器等を入れると急いで戻った。
「よし、準備完了ね。じゃあ出発進行ー。」と咲耶さんはバスターミナルのある方へと
既に歩き始めていた。
仕方なく後を付いていくのだが、『どうして自分を誘ったのか?』の疑念が消えず、
歩きながら理由を聞いた。
「・・・うん、最初はね、VEGAちゃんと一緒に行こうって約束してたの。でも・・・」
そうか、VEGAちゃんが暫く不在になるから、ってその代わりに俺?。
「もうホテル代とかバス料金とか支払っちゃて、キャンセルなんて勿体無いでしょ?」と
力強く言い返されてしまっては、返す言葉も無かった。
「はぁー、VEGAちゃんの代役ですか、でも俺なんかで良いんですか、あとお店も・・・」
「アハハ!、大丈夫よ、オーナーには前から伝えてOKして貰ってるから。」とあっけらかんと
笑顔で振り向いた顔は、いつもより緊張感とほっぺを真っ赤にした咲耶さんの姿。
「判りました、私がしっかりエスコートしますよ、で、どこへ行くんですか?」と聞くと、
スマホの予約画面を目の前に突き出してきた。
その場所は、俺の田舎に近い温泉郷だったので、「えーっ、ここですか?」と反射的に
答えてしまった。
「そうよ、ダメだった?」と少しだけ困り顔になった咲耶さんの顔を見ると、
「いやいや、とんでもないっすよ、良い温泉郷だとは聞いています。安心して下さい。」
と言いながらも、心の中では『確か同級生が経営している旅館があったような・・・』と
思い出していたが、ホテルだと言っていたのでそんな偶然はないかと思う事にした。
暫くすると、既に高速バスが到着し乗客がチラホラと乗り込み始めていた。
咲耶さんが、それを見て「早くしないといい席が取られちゃうわ」と焦ったように言うが、
途中で渡されていた乗車券は座席指定だったので、
「大丈夫ですよ、ちゃんと座れますから。」と乗車券をヒラヒラさせながら伝えた。
「あー、そうだったわ・・・、ごめんなさいね、こういう旅行は初めてだから。」
なんやかんやで、無事に高速バスに乗り込むと、疲れていたのか咲耶さんは毛布を被ると
静に寝息と共に眠りに落ちていった。
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今日の所は、この辺迄です。
さて、この先の展開はどうなるのでしょうか?
・・・実は、行き当たりばったりで打ち込んでいるので、某にも・・・予想できません。
明日の朝一くらいで、画像生成が上手く出来れば続きが作れるでしょう。
では、お休みなさい。
呪文
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イラストの呪文(プロンプト)
イラストの呪文(ネガティブプロンプト)
- Steps 30
- Scale 7
- Seed 771772933
- Sampler DPM++ 2M SDE Karras
- Strength 0
- Noise 1
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